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サラリーマンへの選択 [サラリーマンと個人事業]

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現在は個人事業を営んでいますが、震災前はサラリーマンを20年以上やっていました。
歳がバレますね!(笑)
私がサラリーマンを選択した経緯をお話しましょう。

両親は海の恵みを受ける仕事をしていました。
要するに個人事業です。
私たち兄妹をその仕事で育て上げたのです。
でも、私はその仕事は好きになれませんでした。

とにかく繁忙期と閑散期が激しく、ある短期間に1年分の収入を得るという一攫千金みたいな仕事です。
そして、重労働なのです。海の男は皆、筋肉質の体ですよね。
子供のころは虚弱体質で細々とした体格でしたが、長男でしたから半強制的に手伝わされる訳です。
それが嫌で嫌で・・・・。

そして一攫千金が崩れることも・・・。
海という自然相手の仕事です。
大事な繁忙期に台風や嵐に遭遇し、1年分の収入がほとんど入らない年も何度か経験しました。
そうすると、親父は親戚に借金に走ったり、土方のアルバイトに行って金策に走るわけですよ。
こんなこんなで私たち兄妹は子供の頃、贅沢した生活を味わったことはあまりありませんでした。

それでも親父はその仕事が好きで私には継いでもらいたいと思っていたはずです。
しかし、お袋は違いました。子どもたちにはこんな過酷で不安定で貧乏な生活はさせたくない!
安定したお金が入るサラリーマンになりなさい!
学校の先生はどうか?役所などの公務員はどうか?会社員でも家(土地)を継ぐが条件でした。
長男として、家業は継がなくても、家(土地)を継ぐが当たり前の時代だったのです。

前述の通り、私は親父の家業に魅力を感じておらず、親父よりお袋の発言力は勝っていて、
私は理工学系の学校に入ることができ、サラリーマンへの選択により、地元の会社に入社し、
サラリーマンの道を歩むことになったのです。
震災がなかったら、そのままサラリーマンのまま定年し余生を送るはずでしたが・・・。


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