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津波に地震保険!? [東日本大震災の裏話]

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震災前、三陸沖地震・津波は30年以内に90%の確率で来る。
と言われていました。
が、結果的にそう言われていても、減災・防災に関する行動はほとんど行っていなかったことを後悔しています。

そのような中でも、たまたま地震保険に加入していたことで、相当助けられました!

実は家を新築した時、火災保険には加入しましたが、地震保険には加入しませんでした。
ハウスメーカーから、どんな地震がきても崩れることはない、という言葉を鵜呑みにして地震保険は不要と考えていたのです。

しかし、ちょくちょく発生する中規模地震で、多少でも被害があった部分の修繕に地震保険がおりた、とかの話を聞き、住宅ローンの見直しを行った際に、火災保険と一緒に地震保険も加入したのです。

その後に未曾有の大震災が発生し、自宅は跡形もなく津波に流されてしまいました。
残されのは多額の住宅ローン・・・。
途方にくれていた時に、確か政府の圧力があったと記憶していますが、津波で被害があった住宅には地震保険が適用になったのです。
津波に関する保険も存在していますが、掛け金が高く、加入者は少ないと言われています。
地震保険は全壊(全失)でも火災保険の保険金額の半分の金額ですが、これがあるのとないのとでは雲泥の差になります。

私はその保険金額を活用しても、住宅ローンは多少残りましたが、全額返済し、ゼロからスタートすることができました。
中には、住宅ローン完済で津波に流され、地震保険に加入していたために、そのお金で再建費用の足しにできたとの話も沢山あります。
このような方々は被災者の中でも再建は早いのです。

現実に友人には住宅ローンで新築したばかりの住宅が津波で流され、地震保険に加入していなかったので残ったのは借金だけ、即ち、マイナスからのスタートする被災者が沢山いたのです。
その後、二重ローン問題として救済がありましたが、いろいろな制約があったり、面倒な手続きが必要になります。

南海トラフとか、日本各地には、多大な津波被害のリスクが非常に高いです。
今回の震災では特例的に地震保険が津波の被害に適用になりましたが、今後の津波被害についても被害の大きさによって、今回の特例実績からは追従する可能性があると思います。

従って、地震大国として、もしかすると津波にも適用の可能性あるとして、地震保険に加入するのは必須だと思います。



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